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記録はこちら 常任委員会記録(平成28年) | 函館市

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(1)

午前10時53分開議

委員長(工藤 恵美)

・ 開会宣告

・ 議題の確認

1 調査事件

(1) 市民会館耐震改修等調査結果について

委員長(工藤 恵美)

・ 議題宣告

・ 本件については、5月11日付けで教育委員会生涯学習部より当委員会に参考資料が配付されたとこ ろで あ る。 当該 資料に つい て担当 部局か ら説 明を受 けた いと考 えてい るが 、これ に異議 ない か。(異 議なし)

・ 理事者の出席を求める。

(教育委員会生涯学習部 入室)

委員長(工藤 恵美)

・ それでは本件について説明をお願いする。

○教育委員会障生涯学習部長(小林 良一)

・ 資料説明:市民会館耐震改修等調査結果について

(平成28年5月11日付 教育委員会生涯学習部調製)

委員長(工藤 恵美)

・ お聞きのとおりである。ただいまの説明も含め、本件について各委員から何か発言あるか。

斉藤 明男委員

・ 今の説明の件だが、平成26年の調査結果に基づいた改修の調査と受けとめている。4月13日か、市 民会館のこれからを考える会、これは教育長宛てに要望書が出ている。議会のほうも、各会派へ説明 に回ったようだが、この要望書の捉え方を委員会としてどのように考えているか。

○教育委員会生涯学習部生涯学習文化課長(阿部 貴樹)

・ このたび市民会館のこれからを考える会からいただいた要望については、さまざまな施設、設備に 関することが含まれているが、今回実施しようとしている耐震改修工事は現在の施設の耐震補強並び に電気や機械設備などを改修することを目的としたものであり、今回要望があった新たな機能の新設 や建物の増築などを要する要望に応えることは難しいものと考えている。なお、要望の中にも記載が あったが、大ホールの座席数など、現状の施設の機能については確保してまいりたいと考えている。

斉藤 明男委員

・ 耐震改修が主な目的であると発言されたが、実は昨日、うちの会派も、考える会のほうから説明を いただいている。3つくらいの大きな項目に分けて要望が出ているが、要するに要求度が最も高いと いうか、利用者と関係部、全ての人間に関わりがあるものということで、なるほどなというようなと ころもある。この第1点目の内容については要求度の高いもの、特に女子トイレが非常に休憩時間中 大変混雑して大変だというような話もあったが、そういうものについては今回は改修の調査の対象に

(2)

はできないということでよろしいか。

○教育委員会生涯学習部長(小林 良一)

・ 利用される立場で切実な思いから要望をいただいたものと考えている。要望書だが、大ホールや管 理棟について現行の機能は基本的に現行の状態で継続してまいりたいと考えている。トイレ棟につい ては、耐震という立場から改築が必要になってくるが、女子トイレの個数の増についてまでは今回は 予定をしていない。

斉藤 明男委員

・ 実際、市民会館に行って休憩時間中に相当混雑して大変だと、そのまま放ってはおけないような気 がするが、構造上トイレを増設することが不可能であれば、何か別な方法で対策を考えるということ は考えていないのか。

○教育委員会生涯学習部長(小林 良一)

・ 女子トイレの数だが、トイレ棟は大ホールと管理棟に2箇所あるので、大ホールのトイレを利用い ただく、そしてまた管理棟のほうのトイレも合わせて御案内をして、御利用いただくといったことが 考えられると思っている。

斉藤 明男委員

・ トイレの改修は、第2の項目に第1の項目に準じるものとして書いている。休憩時間が10分くらい の中で相当混雑するということになると、ちょっと離れたところでは無理なような感じもするが、そ れでも仕方がないと、あくまでも耐震改修主体で工事を行うのでそこまでは配慮しないという見解で よろしいか。通常、これを機会にという話もあるが、もしできるのであれば、その辺の対応は考えて やるべきではないかと思うがいかがか。

○教育委員会生涯学習部長(小林 良一)

・ 今回はまず基本的に耐震改修を実施し、市民の皆さまに安心安全な状態で市民会館を利用していた だきたいということで、耐震改修を進めさせていただきたいと考えている。耐震改修ということにな ると、施設の大きさに制限があるので、その中で対応できるもの、できないものがどうしても生じて くるわけで、トイレの数についても現時点では、なかなか増設していくことは難しいと考えている。 繰り返しの答弁になり恐縮だが、今後、大きさなどもあると思うので、そういったことも含めて、な かなか難しいとは思うが検討をさせていただければと思う。

斉藤 明男委員

・ 具体的には実施設計の内容を見ないと、どの程度まで反映できるか不確定要素のところもある。こ れはこれとして、総体の事業費が32億円くらいという予算になっているが、32億円の中に入らない設 計料、監理などを合わせると大体どれくらいの総事業費になるのか。

○教育委員会生涯学習部生涯学習文化課長(阿部 貴樹)

・ 改修工事に関連して工事以外に必要となる経費としては、実施設計委託費、工事監理委託費のほか 工事期間中の市民会館内の備品の移転、保管に関する費用を見込んでおり、総体としてはおおよそ1 億円程度ということで考えている。

斉藤 明男委員

・ 大体 33億 5,000万 円く らいの 総体事 業費 がかか るとい うこ とである。33億円く らいの予算の財 源内

(3)

訳というか、どういう財源を投入するのか財務部と協議しているのか。

○教育委員会生涯学習部生涯学習文化課長(阿部 貴樹)

・ 現時点での試算だが、本事業は耐震補強工事と設備の更新等を実施するものであり、これらのうち 耐震補強工事については国からの交付金が交付されることを見込んでおり、その他については合併特 例債の活用なども教育委員会としては考えている。

斉藤 明男委員

・ 合併特例債も相当当初の計画に近い数字になっている。そういう面で亀田の市民プラザも合併特例 債の予定と聞いているが、これ自体で特例債はどれくらい使える予定か。

○教育委員会生涯学習部生涯学習文化課長(阿部 貴樹)

・ 現在、我々のほうでは合併特例債としてはおおよそ30億円と見込んでいる。

斉藤 明男委員

・ ほとんどが合併特例債を使うと。補助金そのものは大体3億円よりないという計算になる。そうす ると、財務部ではないからわからないかもしれないが、合併特例債で総枠的な、当初の計画でやって いって30億円くらいの余裕はあるのか。

○教育委員会生涯学習部長(小林 良一)

・ 教育委員会として合併特例債として活用していきたいということで、財政の担当部局にもその旨は 伝えているので、現状では恐らく市民会館に使えるのではないかと考えている。

斉藤 明男委員

・ その辺のところが財務部との協議が足りないのかなという感じがする。後で特例債25億円より使え ないよということになったら、これは大変なことである。特例債が確実に使えるという担保を取って おかなければ、なかなか踏み込んでいけない。そこまではまだはっきりすり合わせはしていないとい うことになるのか。

○教育委員会生涯学習部長(小林 良一)

・ 今回、耐震改修等調査が終わって事業費がある程度固まってきた。これから最終的には実施設計を して事業費を詰めていくが、その段階になったら正式に事業費も固まってくるので、財政当局を通し ながら国への申請をしていく形になっていくと思う。

斉藤 明男委員

・ 恐らく30億円くらいが上限かなと、正確な数字はわからないが大体それくらいよりないのかなとい う気がしている。話が変わるが、この要望書は最終的には新築も視野に入れた要望になっているが、 例えばこれを新築にした場合、どれくらいの事業費で済むのかデータでまとめてあるのか。

○教育委員会生涯学習部長(小林 良一)

・ 市民会館の建てかえをした場合、他都市の類似施設の整備費用を参考に概算で算出すると工事費は 現時 点で8 0億円 を超え るもの と考え てい る。今 後、 人件費 や資材 高騰 などを 考慮す ると 100億円 を超 えることも考えられる。

斉藤 明男委員

・ 私の基本的な聞きたいことはこの程度にしておき、後はうちの会派の各委員からも発言があると思 うので、よろしくお願いする。

(4)

板倉 一幸委員

・ 教育長がいらっしゃるので、委員長のお許しをいただいて、1つ別なことだが苦情を申し上げてお きたい。先般、公立高校配置計画地域別検討協議会があった。これは高校の間口を決める非常に重要 な会議というか説明会であるが、それがあるということで、傍聴を希望される方は申し込みください と、こういう文書が我々の手元にきた。4月18日、月曜日に開催されたのだが、我々の手元に机上配 付されたのが4月15日、金曜日である。そうすると、土曜日、日曜日、そして月曜日が会議というこ とになるので、これは行けないのである。行きたかったのだが、届いたのがそういう時期だったとい うことで、できるだけ間に合うように文書を配付していただきたいということをお願いをしておきた い。何かあるか。

委員長(工藤 恵美)

・ 聞いていない。板倉委員、答えを求めるのか。

板倉 一幸委員

・ いらない。後で一緒に答えてくれればよい。あれば後で答弁の時に言っていただきたい。

委員長(工藤 恵美)

・ 今の発言だが、議題のとおり進めることが確認されているので、その他、または個人的に答えを求 めていただきたいと思うので、よろしくお願いする。

板倉 一幸委員

・ 市民会館の耐震診断結果ということで5月にIS値の発表があった。今回、工事費がいくらかかる か説 明があ った わけだ が、建 築主 体工事 が19億 1,900万 円、 電気 設備工 事、機 械設備 工事を合わ せて 概ね 32億5, 500万円 と説 明をい ただ いた。 それぞ れ建築 主体 工事 もホー ル棟、 中央棟 、管理棟と なっ ているが、19億円の中身の説明をいただきたい。電気や機械もそうだが、どういう感じになっている のか。

○教育委員会生涯学習部長(小林 良一)

・ 端数 を切 り上げ て申 し上げ るが、 建設主 体工 事の 部分で 耐震改 修工事 、大 ホール 棟が6億8,700万 円、 中央棟 のト イレ改 築と展 示室 の補強 等で4 億9, 400万円 、管 理棟の 柱・梁 の補 強ある いは屋 根の 鉄骨 補強等 で4 億200万 円、合 計で 15億8, 300万 円とな る。その 他、アスベス トの除去工事が 1億500 万円、大ホール舞台装置の改修工事が約2億3,000万円、合計で19億1,900万円となる。電気設備工事 だが 、電 気設 備の 改修 工事 が3 億3, 200万 円、舞台 照明設 備、大ホ ール・小 ホール の改修工 事が3億 2,100 万円、 音響シ ステ ム、大 ・小 ホール 含めて 1億 6,100万円、合 計で8億1,500万円となる。 機械 設備工事だが、空調設備の改修工事が4億200万円、衛生設備の改修工事が8,500万円、換気設備と消 防設備を合わせて3,300万円、合計で5億2,100万円、トータルで約32億5,500万円となる。

板倉 一幸委員

・ 今、口頭でお聞きをしたが、できればわかるように書いたものがあれば、大体どれにいくらかかる か我々もイメージできるのだが、なかなか口頭で聞いただけでは、正確に書き取れたかどうかもわか らない。それと合わせて、例えばホール棟、中央棟、管理棟などの改修方法、外周面に鉄筋コンクリ ート造の柱や梁による骨組みを設置するとかだと何となくイメージできるのだが、それ以外のどうい うような部分にどういうような補強をするとか、あるいは改修をするとか、そういうことがこの資料

(5)

だけではなかなかイメージすることができない。できればそういった図面というか、ここをこういう ふうにするというようなことを参考にできるような資料があれば、先ほどの金額と合わせて提出いた だきたいと思うがどうか。

○教育委員会生涯学習部長(小林 良一)

・ 資料を精査の上、提出をさせていただきたい。

委員長(工藤 恵美)

・ 板倉委員から資料要求があった。教育委員会では精査していただけるとの答弁があったがいかが。

斉藤 明男委員

・ 総額が出るのはいいが、これが進行していく場合、入札業務などが出てくる。そこまで細かく出し た場合に競争性が損なわれる可能性があるが、その辺は理事者側はどう考えているのか。どこまで出 せるのか。

板倉 一幸委員

・ 確認すべきところは、こう出ているからそれは大丈夫だと思うが。

斉藤 明男委員

・ 総額は出ているがどうなのか。その辺はよくわらないのだが。

委員長(工藤 恵美)

・ 教育委員会としてはそこまで詳しい内容はなかなか把握できないと思うが、都市建設部との関係が 出てくるのかとも思うので、出せるかとうか改めて考えていただきたい。

○教育委員会生涯学習部長(小林 良一)

・ 今、御指摘の点、確認の上、資料を精査させていただき、提出させていただきたいと思うので、よ ろしくお願いする。

委員長(工藤 恵美)

・ ルール上、あくまでも教育委員会の既存資料しか資料要求はできないので、その旨、御承知いただ きたい。そうすると、今、話をされた金額についてはざっくりとした金額だと思うが、それでも必要 か、板倉委員。

板倉 一幸委員

・ お願いする。図面は文書でも出されているので特に問題はないと思う。

委員長(工藤 恵美)

・ 皆さん、いかが。委員会として、ざっくりとした金額ではあるが必要か、それとも個人的に資料要 求されたほうがいいと思うか、意見をお聞かせいただきたい。では、個人的に、板倉委員、委員会と しての資料要求は・・・

小野沢 猛史委員

・ 板倉委員が要求した資料に皆さん、異議ありなのか。出せるなら出してもらったほうがいいのでは ないか。(「出せるなら」との声あり)

委員長(工藤 恵美)

・ そち らの ほうに 皆さ ん賛成 したの か。(「はい 」との 声あ り)い らな いほう に賛成 したのかと勘 違い した。( 「出せ る範囲 で」と の声あ り)は い。 それ では委 員会と して、 教育委 員会 が出 せる資 料を提 出

(6)

していただきたいと思うのでよろしくお願いする。

板倉 一幸委員

・ 斉藤委員からもいろいろと改修にかかわる質問があったが、考え方の基本としては、要は大規模な 改修だというふうに受け止めていいのか。部分補強ということではなく大規模な耐震改修だと。

○教育委員会生涯学習部生涯学習文化課長(阿部 貴樹)

・ 改修の内容についてのお尋ねだが、今回の改修は全棟の改修ということなので、よろしくお願いし たい。

板倉 一幸委員

・ かなり大規模に全ての棟にわたっての改修ということになるわけだが、少し個々のことについてお 聞きをしたいと思う。ホール棟の特定天井 客席上部天井については、天井全体の軽量化を図り、 基準に適合した改修を行うと書かれているが、この「軽量化を図り、基準に適合した改修」とはどうい うものか。

○教育委員会生涯学習部生涯学習文化課長(阿部 貴樹)

・ 今はつり天井という形でやっている。今回はつり天井という形で改修はするが、重さを軽量化し、 落下を防止する形を考えている。

板倉 一幸委員

・ 重さの軽量とはどういうことか。材質を変えるということか。

○教育委員会生涯学習部長(小林 良一)

・ 今回のつり天井、特定天井は、落下によって重大な危険が生じるような天井ということで、高さ6 メー トル 以上 、200 平米以 上で平 米2キ ログ ラム 以上と いう規 定があ る。そ うし た中 で市民 会館の 高 さは 最大1 4.5メー トル 、最低 で7.5 メート ルで、 ――そ の重 さが 設計時 の積算 だが― ―大体平米 当た り50キログラム程度あるということで、今回はその重さを平米20キログラム程度まで減少させるとい うことである。

板倉 一幸委員

・ 大分危険な状況を解消しなければならないことになるわけである。客席の床も傾斜沈下をしている ということで、改良をして地盤沈下を行い、床も新設する。これも地盤改良処置を行うと、かなりの 処置を行わなければならないことになるわけだが、まずは、どこの部分、どの範囲でどの程度の沈下 なり傾斜なりがあるのかお聞きしたい。

○教育委員会生涯学習部生涯学習文化課長(阿部 貴樹)

・ 現在、沈下が認められているところは中通路というか、上と下に客席が分かれているのだが、その 下のほうが部分的に沈下しているところが見受けられるということで、そこの全体を今回改修したい と思っている。

板倉 一幸委員

・ 地盤改良処置を行うということは、一回取って、下まで掘り返して沈下しないように処置を施して ということになるのか。全部の客席を取らなければならないのか。そこだけ掘ればいいということで もないのか。

○教育委員会生涯学習部生涯学習文化課長(阿部 貴樹)

(7)

・ 今予定しているのは、通路から下の部分の全体の椅子を取り、全体の地盤を改良していく形で考え ている。

板倉 一幸委員

・ 工事の方法等についてはわかった。中央棟、管理棟の改修方法だが、技術的なことがわからないの で、改めてどういう改修をするのかもう少しわかるような説明をいただきたい。

○教育委員会生涯学習部生涯学習文化課長(阿部 貴樹)

・ 中央棟については、管理棟に行くとエレベータがあってトイレがあって、前が階段となっている。 ホール棟はトイレのところなのだが。四隅については全て改築が必要となっている。その中のそれぞ れの部屋についてはコンクリートで補強する、あとは鉄骨で補強するということも必要というような ことである。管理棟については、それぞれの部屋 1階から3階まであるが それぞれの部屋の 壁に鉄骨補強部材とコンクリートの壁で補強することが必要であるということである。

板倉 一幸委員

・ 今回提出いただいた資料の一番最後にイメージ図が添付されているが、例えばホール棟は外周面鉄 筋コンクリート造の柱や梁をするということで、たぶんこの前のところに表示されているのがそうい う部分だろうと思うが、これは中央棟や管理棟などは特に外周面での補強というか、こう見えるよう な形での補強は特に必要ない、そういう補強をした後もこういうような外観ということなのか。

○教育委員会生涯学習部生涯学習文化課長(阿部 貴樹)

・ 今ごらんになっている図面だと、管理棟については、ちょうど今食堂の入っているところが梁、鉄 骨などで白いやつで補強をしている状況である。中央棟については、ちょうど入り口のところ、ちょ っと赤っぽい色で両入口のところをこう補強をするような形で考えている。

板倉 一幸委員

・ こういうのは設計図面を見れば出てくるだろうから結構である。設備関係は、主に経年劣化による もの、舞台装置などはいろいろ装置の改修ということが言われているが、例えば市民会館そのものが かなり年数を経た建物だと思うし、当然それに係わる設備や施設といったものが、先ほど斉藤委員か らもトイレの話などあったが、そういう施設の近代化、あるいはバリアフリーの問題も大変重要な問 題なのだが、そういったものについては考えないのか。先ほどは考えていない、難しいというような 答弁だったと思うが、その辺はどうか。

○教育委員会生涯学習部生涯学習文化課長(阿部 貴樹)

・ 今回実施しようとしている耐震等改修工事は、現在の施設の耐震補強並びに電気や機械設備などを 改修することを目的としたものであり、バリアフリー化については多目的トイレの増設は行うが、そ れ以外の改修は経費やスペースの確保などの問題から予定はしていないところである。

板倉 一幸委員

・ それは教育委員会として今回のこの耐震改修を行うに当たって検討はされたのか。

○教育委員会生涯学習部生涯学習文化課長(阿部 貴樹)

・ 今回市民団体から要望もあり、その中でも例えば、エレベータの問題等の要望があったが、そうい う部分について、スペース、経費等の面を検討させていただき、この部分はなかなか難しいというこ とで、そういう形で検討はさせていただいている。

(8)

板倉 一幸委員

・ 公共施設の福祉環境整備、要はバリアフリー化の計画は大分前にあった。そのことに基づいて私も 議会で質問させていただいた。市民会館のエレベーターもそういう意味で質問をさせていただいて付 けることになった。私は、32億円の問題は後ほど申し上げるが、そういった費用をかけて今回改修を するに当たって、市民団体、市民の皆さんからどういう意見があったかは別にして、教育委員会とし て、これだけの大きな改修をするのだから、例えばバリアフリーの問題でもあるいは設備の近代化の 問題でも、そういうことをどうしようかと当然考え、そこから始めるのが普通の、当たり前のやり方 だと思うが、そういう意味で考えなかったのかとお聞きした。

○教育委員会生涯学習部長(小林 良一)

・ 今回私ども当初、市民会館は耐力度に乏しいということで、まずは補強によって耐震性を確保する と、そうした上でリスクを解消して安全な状態で市民の皆さまにお使いをいただきたいと、そこから スタートさせていただいているところである。そうした中で、例えばこのエレベーターの問題につい ても内部で協議はしたのだが、先ほど担当課長から答弁申し上げたように事業費の問題あるいはスペ ースの問題を考えると今回はなかなか難しいと判断をしているところである。

板倉 一幸委員

・ 言葉尻をつかまえるようで大変恐縮な質問になるが、「今回は」ということは、将来は考えていくと いう こ とを 考 えてい るのか 。私 は、こ れだ け大規 模な改 修をす ると いう ときに 、「い や、今 回はこ れ です 。 しか し 第2次 ではこ うで す。」と いう もの があっ て、1 回目は まずこ うだ と、 とりあ えず安 全 確保だと。2回目は利便性の確保に努めるんだというようなことならば、それは今度いつあるのかぐ らいで進めようとなるのだが、その目処だってあるわけではない。そういう状態であるならば、この 際、そういうことも含めてやれないのかということを考えなかったのかと申し上げている。やはり私 は、そこで何ができるのかということは考えるべきだと思う。今とりあえずは耐震改修だということ ではないと思うのだが違うか。

○教育委員会生涯学習部長(小林 良一)

・ 先ほど「今回は」と申し上げたのだが、意図とすれば耐震改修工事を実施させていただくということ で、その中でエレベーターについては、実際に検討はさせていただいたが、また再度の答えになって 申し訳ないが、スペースの問題そして事業費の問題を考えるとなかなか実施をしていくのが難しいと いうことで考えているところである。

板倉 一幸委員

・ まあ、わかった。後ほどまたその問題にお願いをしたいと思う。今教育委員会で考えている改修方 法でいくと、工事期間はどれくらいかかるのか。そして、これから具体的に例えば設計などが来るか らそれを見なければわからないだろうが、管理者としてはできるだけ短期間にとなるだろうから、そ の辺のところの考えと、改修をする工事期間中の市民会館の利用制限についてはどうなるのか。

○教育委員会生涯学習部生涯学習文化課長(阿部 貴樹)

・ 耐震改修等工事のスケジュールの詳細については、実施設計の中で決定していくこととなるが、今 年度に実施設計を行い、来年度はまず物品の搬出などを行った上で着工し、平成31年度中の工事完成 になるものと考えている。なお、今回実施する予定の耐震改修工事はホール棟と管理棟全館にわたっ

(9)

て実施するものであることから、一定期間全館を休館することになると考えている。

板倉 一幸委員

・ 全館休館する期間は実際に実施設計が出てこないとわからないということになるのか。大体これぐ らいは休館しなければできないなというイメージ、考えはあるのか。

○教育委員会生涯学習部生涯学習文化課長(阿部 貴樹)

・ 先ほど答弁申し上げたとおり、スケジュールは今年度実施する実施設計の中で決定していくが、今 回の工事は大規模なものであることから、工期は2年程度を要すると考えている。繰り返しの答弁に なるが、現時点で想定しているスケジュールとしては来年度、まずは物品搬出した上で工事に着手し て、完成後準備作業などを行い開館したいと思っている。したがって、休館時期については改修の準 備に入る来年度中途から再度開館するまでを予定している。

板倉 一幸委員

・ 来年度 平成29年度途中から平成31年度中の完成であるから、2年間休館することになる。それ で、先ほど斉藤委員からも財源問題の話があった。市教委から合併特例債も活用すると。合併特例債 の期限はたしか平成31年度だったか。だからその間でないとだめということになるが間に合うのか。 そこを私も非常に危惧をしている。この間、公共施設を建設する時にいろいろな財源の問題、あるい は工事に当たる事業者の問題、そういったようなことで延期をするような事態があったのだが、そう いうことになると、合併特例債を活用した改修も難しくなる可能性もあると思っている。そのことは 私の危惧だというふうにして、何か答えがあればお聞きをするがあるか。

○教育委員会生涯学習部長(小林 良一)

・ 先ほど担当課長から答弁申し上げたが、今年度に実施設計をさせていただき、来年度 平成29年 度から工事に着手して平成31年度中、これから実施設計をしていく中で詳細のスケジュールが出てく ると思うが、そういったことでは合併特例債の活用できる期限内に工事は終了できるものと現時点で は考えている。

板倉 一幸委員

・ 今回32億円をかけて改修をする計画だが、32億円をかけて今回耐震改修の工事を行って施設は何年 延命できるのか。

○教育委員会生涯学習部長(小林 良一)

・ 市民会館においては、この調査で躯体のコンクリート状況では今後構造上、30年程度は使用できる というような形で想定している。一方で今回改修する設備等の耐用年数は20年程度使用できると考え ている。

板倉 一幸委員

・ そうすると30年、設備は20年ということで、その間また更新しなければならない時期が来ることに なる。例えば、考えないとは言っているが、新築した場合は一般的にどれくらいもつと考えたらよい か。施設を持っている教育委員会だからその辺のところはおわかりになると思うのだが。

○教育委員会生涯学習部長(小林 良一)

・ 市民会館の建てかえに関する費用だが、先ほど答弁させていただいたが、他都市の類似事例を参考 に算 出する と、 工事費 が現時 点で は大体 80億円 、人 件費や 資材の 高騰 を考慮 すると 100億 円を超 える

(10)

こともあり得る。その中で例えば今回の電気設備がどれくらいの割合を占めるか私はそこまで承知は していないが、市民会館の改修と同様にそうしたいわゆる電気設備や機械設備などの更新設備は当然、 新築で建てたとしても途中で費用負担が生じてくると考えているところである。

板倉 一幸委員

・ 市長がどういうふうに考えているかわからないが、教育委員会は当然、文化芸術を所管する担当の ところだから、やはり市民の文化や芸術に資するもの、そういったような施設が必要だと考えている と思う。これから例えば今改修をして、三十数億円をかけて20年か30年たってもいずれまた改修の時 期がやってくるということになる。確かに人口は減少していくから施設の数は集約化をしていくこと はやむを得ないことだと思うのだが、市民会館という、文化や芸術にかかわる市民が直接そこにかか わるような施設というのは、それほど変わるものではないと、必要がなくなるということはないと思 う。例えば新築をした場合に年のコストでいくらかかるのか、あるいは改修したら年のコストはいく らかかるのか、そういうことを比べていくと、今回これだけの大規模な改修をするに当たっては、新 築をしていくことだって、当然考えるべきことだと思うが、そのことについてはどのように考えてい るか。

○教育委員会生涯学習部生涯学習文化課長(阿部 貴樹)

・ 先ほど答弁申し上げたが、市民会館の建てかえに要する費用は他都市の類似施設の費用を参考に算 出すると、工事費は現時点では80億円を超えるものと想定されており、今後、人件費や資材高騰など を考 慮す ると 100億 円を超 えるも のと考 えて いる 。また 、そう した初 期投資 のほ か築 年数が 経過す る ことによって、15年から20年程度で補修や改修なども必要になってくるものと考えている。このたび 市民会館については、耐震工事をすることにより耐震性の確保が可能であることから建てかえではな く、できるだけ早期に耐震改修工事を行う必要があるものと判断したところであり、将来ほかの文化 施設においても老朽化が進み、大規模な改修あるいは施設の更新など抜本的な対策を講じなければな らない時期が到来するものと考えている。こうしたことから、今後の人口動態や多様化する市民ニー ズなども踏まえながら、抜本的な対策を講ずる時期が到来した時点で改めて市民会館のあり方につい ても検討していく必要があるものと考えており、その時点でいろいろと検討したいと思う。

委員長(工藤 恵美)

・ 板倉委員に申し上げる。失礼ながらこのような時間なのでそろそろまとめていただければ思う。

板倉 一幸委員

・ まとめれればの話なのだが。コストの問題から考えてはたしかに今、課長おっしゃったように80億 円かかる。80億円かかると言うけれども、例えば建てかえなければならなくなったら、その時はコス トでいったら普通に考えればもっと高くなっているわけである。安くなっている可能性がないわけで はないが。だから今そういう判断をするかどうか、ある意味政治判断にかかわるのかもしれない。た だ私は、教育委員会という機関が文化芸術を司るこういった施設を大規模に改修しなければならない 状態、状況に置かれているのに新たな施設としてもう一度考える必要があるのではないだろうかと。 近郊の自治体の施設や他の都市の施設に比べてうちの市民会館が陳腐化しているというのは、私はそ の通りだと思うのだが、教育長はこのことについてどう考えるか。

教育長(山本 真也)

(11)

・ 冒頭いただいた御指摘に関しては、お詫びを申し上げる。地域協議会については早めに案内をさせ ていただきたいと思う。

・ 市民会館は耐震性を持っていないという調査結果から今回スタートしていて、このたびの熊本、大 分の地震もそうだが、改めて安心して安全に使っていただける施設の確保は非常に大切なことだと思 うし、喫緊の課題ということでこの調査結果をもとに改修を進めていこうとするわけである。なので、 何よりも耐震化、そして安心して利用いただける施設につくり直すことを唯一最大の目的として進め てまいりたい。そして、市の文化施設というか、ホールの今後のありようだが、実際市民会館に大ホ ール、小ホールがある。そのほかに芸術ホールを持ち、さらに公民館等の施設もホール的な機能を有 しているが、大きくは市民会館における大ホール、小ホール、そして芸術ホールである。今回、この 耐震改修を行うと大ホール、小ホールについては今の機能を20年ないし30年保持できることになる。 もう一方、芸術ホールは同様の時期にある意味では大規模な手立てが必要になる時期を迎える。そう いったことを考え合わせると、実際、今後のホールニーズというか、どのような形態で推移していく か、20年、30年という時間スパンの中では計りきれないところがあるが、どのような場所にどのよう なホールが必要なのか改めて整理する時期をそのタイミングで迎えるのではないかと思っているし、 その間、イベントにしても何にしてもかなり利用形態も変わってくると思うし、利用者の層も変化を してくる。それに合った施設というのがその時点において求められるものと考えている。

板倉 一幸委員

・ お昼の時間になったのでこの辺で終わりたいと思うが、今、教育長がお話しいただいたことを別に 否定しようとは思わない。安全性を確保することはもちろん最大の使命だから、それはしっかりやら なければならない。しかし、その際に今の市民会館でいいのかどうかということも考えておかなけれ ばならないことである。軽微な改修でとりあえず耐震性、安全性が確保できるということであればそ れはそれでやっていきましょうと、その間に次はどうしようかということを考えていくこともできる だろう。しかし、三十数億円というお金がかかるわけである。これは決して安いお金ではないと思う。 80億円は確かに高い。高いけれども30億円がじゃあ安いのかというと30億円だってかなり負担になる わけである。だからそういったような大規模な改修をするときに今の市民会館でいいのか、あるいは 座席数の問題でもバリアフリーの問題でもそういったことを解決していく、あるいは改修していく、 そういうようなことを同時に考えてそこからスタートして、今回はこうだったということであればや むを得ないかもわからないが、はなから値段だけで、額だけで耐震改修しかやらない、あとはやれな い、こういうようなことにならないのではないかというのが私の考えである。これが実際にきょうは 提出をいただいた資料の説明をいただき、次は予算ということで出てくるわけだから、その時には我 々がそれに対してどういう考えを持つのかというのはまた改めて別の場所で議論できると思うので、 私から以上で終わらせていただきたいと思う。

委員長(工藤 恵美)

・ このような時間である。これから発言を予定されている方がいるので、再開予定を午後1時として 休憩する。

午後0時04分休憩

(12)

午後1時03分再開

委員長(工藤 恵美)

・ 休憩前に引き続き会議を開く。ここで先ほど板倉議員から要求があった資料が教育委員会から整っ たということで届いている。皆様のお手元に配付されたと思うが、参考にしていただきたいと思う。 では発言を続けていく。発言あるか。

茂木 修委員

・ 何点かちょっと確認をさせていただく。お二人質疑したので大分わかってきたが、改めてちょっと 確認だが、今年度行う作業というのはどういうことが考えられるか。

○教育委員会生涯学習部生涯学習文化課長(阿部 貴樹)

・ 今年度のスケジュールについての尋ねだが、今後、今年度――平成28年度については実施設計を行 ってまいりたいと考えている。その実施設計を年度内で終了させていただき、来年度以降工事に着手 していきたいと考えている。

茂木 修委員

・ 実施設計を今年度発注をして、やるということ。それを定例会に出すということか。わかった。今 回耐震化をするということだが、ここはアリーナの時にも議論があり、津波被害想定地域になってい るが、津波の対策というのは今回はこの耐震化に伴ってどうなのか。

委員長(工藤 恵美)

・ 発言の途中だが、気温が上がってきたので委員の皆様、理事者の皆様も上着をとって質疑応答して いただければと思う。

○教育委員会生涯学習部生涯学習文化課長(阿部 貴樹)

・ 市民会館は今回耐震改修を行う予定ではあるが、多額に費用がかかるということで津波対策につい ては実施しないこととしている。なお、耐震改修後も指定管理者と連携しながら緊急時におけるシュ ミレーションの徹底を図り、即時に対応できる体制を強化していきたいと考えている。

茂木 修委員

・ 耐震化をするには当然津波対策もやるべきだというふうに思うが、多額の費用というのはどのくら いを想定しているのか。

○教育委員会生涯学習部生涯学習文化課長(阿部 貴樹)

・ もし津波対策をするとなれば、地下室の受電装置を上層階に移動させなければならなく、移設の経 費がかかる。それについておおよそ5億円程度と想定している。

茂木 修委員

・ それで先ほどの説明だと、今回改修工事、耐震化をして、設備を更新しなければいけないのは次は また20年後、大規模改修があると。軀体自体は30年間もつということで、20年から30年今の建物を使 えるという説明だったが、大規模な設備の更新が20年後ということになれば、残り単純に計算して10 年だから、また数十億かけて10年間使うのかという議論がそのときに恐らく生まれてくると思う。そ ういうことを考えると恐らく20年後には次のあり方を――その前から検討していかなければならない

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というふうになるだろうと思うし、市長もこの間、20年後、芸術ホールもどうするかと考える時期に なってくるということを考えれば、それも含めて20年後に市民会館の新たな施設としての検討が必要 だ、というような発言をこれまでされているが、基本的に今改修したものは恐らく20年で一区切りを 付けるという、今の段階で市の考えとしては、そういうことでいいか。ちょっと確認をさせていただ きたい。

○教育委員会生涯学習部長(小林 良一)

・ 先ほど答弁の中で、まず今の軀体の関係は30年程度もつと、それから設備については20年程度とい うことでお話をさせていただいた。そうした中でやはり他の文化施設、芸術ホールもそうだが、そう いったものもこれから老朽化が進んで、大規模な改修なりが必要になってくるということで、ちょっ と今時点で20年後ということは、私の立場からはなかなか言明はできないが、そういったものも踏ま えながら検討していく時期が来るのかなというふうには考えている。

茂木 修委員

・ 恐らくそんなことになるのだろうと想定はされるが、今の段階では当然なるかどうかはあれだが、 先ほど御説明があった電気や施設の更新に今回かかわるものについては金額等も説明があった。それ で次の20年までの間に一切何もやらなくていいかというとそういうことにはならない。当然設備の更 新だとか、今ある大ホールの椅子だとかがそれまでもつのかどうかということも含めて、その間20年 の間にどの程度の改修工事が想定されるのか、今わかる範囲で教えていただければと思う。

○教育委員会生涯学習部生涯学習文化課長(阿部 貴樹)

・ 現在我々で予想されるものとしては、管理棟の外壁のタイルの補修、あと今回の調査報告書では改 修する必要がないと書かれていた屋上防水改修、あるいは電灯の設備や舞台照明のスポットライトと か、こういうのが改修ということで発生するということを見込んでいる。

茂木 修委員

・ それはこの20年の間ということ。それの総額は今想定されるのはどのくらいの経費になるか想定し ているか。

○教育委員会生涯学習部生涯学習文化課長(阿部 貴樹)

・ 済みません、先ほどの答弁の中で、2点ほど改修するものがあったので付け加えさせていただきた いと思う。先ほどの3点以外に、今回の改修に含まれているが耐用年数がその20年間の中で経過して 改修が必要なものとして、蓄電池の改修、それと火災報知器の設備の改修が発生してくると見込んで いる 。これ らの 改修を 含める とお およそ 、概算 だが 、1億 2,000 万円程 度改修 に経 費がか かると 見込 んでいる。

茂木 修委員

・ さっきは多額に金額がかかると言うので津波対策をしなかったが、今後の市の財政状況を見ながら、 この20年の間にそういった津波対策をするということにもなるか。そういう考え方はあるか。

○教育委員会生涯学習部長(小林 良一)

・ 管理棟の地下室に充電設備だとか冷暖房機械が設置されているということで、実は今回も津波対策 できるかできないか検討をしたが、ただやはり地下に海水の侵入を防ぐというのは相当難しいと。そ れから先ほど担当課長から答弁したように、そうすると電気設備、冷房施設を地下から地上階へ移動

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する必要があるということで多額の費用、5億円程度かかるということで、実は今、市民会館につい ては津波避難ビルとしての指定を受けていこうと考えている。津波避難ビルは地域住民が一時的に避 難をしていただく施設というような位置づけになっている。一方でアリーナの方は指定避難所という ことで、一時避難所の指定も受けているが、指定避難所ということで中長期的な応急的な生活をする 施設ということで位置づけられているものだから、その辺、敷地内にあるので、アリーナも含めて対 応を考えていきたいと考えており、現時点では津波対策を講じるという考えは持っていないところで ある。

茂木 修委員

・ 一時避難所といえども避難所になるので、今回耐震化をやる上でやはりそこは本当は私はやった方 がいいのかなと思うが、やらないということでわかった。先ほど合併特例債の話もあり、30億円程度 という話があったが、もし建てかえるとした場合も当然合併特例債は30億円程度使えるという認識で いいか。

○教育委員会生涯学習部長(小林 良一)

・ まず基本的に合併特例債、今回一部国の交付金も見込んでいるから30億円程度ということだが、基 本的には事業費の95パーセントという規程がある。合併特例債の、市全体として総額がある中で、あ とどの程度使えるかということもあるので、まずその問題が1点ある。それともう一つは、平成31年 度という合併特例債の期限があるので、もし新築等した場合には、例えば亀田の統合施設整備の例を とると、まず基本構想をしてそれから基本計画をつくって、基本設計、実施設計、そして着手という ことになるので、期限として平成31年度まで間に合うのかどうか、ということもまた一つここは議論 になってくると思う。

茂木 修委員

・ 平成31年度中に完成をしなければいけないということで、非常にタイトではあるが、不可能か可能 かというとまあはっきりしたこと、私は全く不可能であるというふうにはならないのかなと思う。も う一つは先ほど建てかえるとしたら同規模で80億円と言ったか。ちょっと私の知っている知人の建築 関係の人に、例えば同規模で最近の全国のそういった同様のホールの単価を、単純にこの1ページに あった延べ床面積に掛けて出すとどのくらいになるのかと電卓で打ってみたら70億円程度かなという 話で、それが正しいかどうかもわからない、わからないが、恐らく市だってそういうふうに聞いて80 億円と出しているだろうから、そんなにそんなにがちっと基本設計って出してるあれではないので。 もう一つは、改修工事をする、それを全面的に否定してるわけでも何でもないが、一方で建てかえを した場合に、同じ規模のものを同じ場所に同じように建てるという前提で平米数掛けてやっているが、 例えば今ある管理棟にある各会議室だとか小ホールだとか、こういった利用率というのはどうなって いるのかなというのがもう一方である。月曜日に、この考える会の人たちからさまざまな説明を私た ちの会派も受けた。そのとき例えば私なんかも小ホールだとか大会議室を随分使わせていただいてい るが、利用制限がかかる。要するに、隣で小ホールでイベントやってたらその音が大会議室に漏れる からそれでもいいかというわけ。逆もあった。それで、この要望の中にもそういう音響を遮断するよ うにできないかみたいな要望もあるが、それで利用率が下がっているということもある。

・ もう一方でさっきあった亀田の施設をこれから函館市でつくるということになると、函館市全体の

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公共施設のあり方ということを考えれば、今ある市民会館と――もし建てかえるとしたら――同規模 のものを建てかえなければならないというのはまたこれは別の問題で、もし建てかえるとなったらじ ゃあ実際どういうものにするのかということを具体的に今度考え始めなければいけない。そういうト ータルのことをやはりきちんと考えた上でこういう結論で出したということが大事なような気もしな いでもない。というのも先ほど板倉議員も言っていたけれど、非常に高額な改修の金額になっている。 今聞 いたら 更新 も1億 2,000万 円程 度なけ ればな らな い、も し― ―私は やるべ きだ と思う が―― 津波 対策をやるとしたら5億程度。そうすると40億円、これからもし必要であればやらなければいけない ということになる。一方で、例えば、その説明のときにもいろいろあったが、興業の営業ということ を考えると、札幌にあるそういった同市のホテルで、要するに同じ規模のホールでないと、興行して 歩くのに営業収益が上げられないから同規模のものが求められる。一番多いのはどのくらいかという と1,500名程度。札幌で多いのは。だからその1,500名程度のホールをつくり、利用の一番高い管理棟 の今ある中でいくつかの会議室に相当するようなものをつくったらどうなんだろうって私の知ってい る人に――私も素人なもんだから――このぐらいの面積掛けてやったら、単価掛けたら、50億円くら いですかね、という話もある。これは全く参考にならないかもしれないが、でも考え方によってはそ ういうことも検討の材料にはなるのかなというふうに思う。一方で、さっき言ったように改修工事を して20年間に40億円かける、一方で50億円かけて新築にして必要なものだけつくって、50年、60年も たせるという考え方もある。だから両方を比較、検討された上で最終的にこれで行くというのであれ ば私は全くいいのかなとは思うが、そういったことが大事なのかなというふうに、費用対効果をもう 一回しっかり考えるべきではないかなというふうに思う。その上でちょっと、先ほど来伺って、この 考える会の方々からの要望書についてはほぼ実現するのが難しいということだが、例えばそのときに 伺ったのは、椅子の更新というものがもしあれば、今の市販のスタンダードになってる椅子の幅とい うの は、今 の市 民会館 よりも 広い ので、 1,370席 は確 保でき ない のでは ないだ ろう かみた いな話 があ ったが、今後どうなのか、椅子を更新しなければいけないのか、20年間に。

○教育委員会生涯学習部生涯学習文化課長(阿部 貴樹)

・ 今回想定されている分については椅子はこのままの椅子を更新する予定となっている。今後だが、 この椅子を20年間活用してまいりたいというふうに考えている。

茂木 修委員

・ とい うこ とは1, 370席 は確保 でき るとい うこと か。わ かっ た。 さっき から聞い て、恐らくそれ 以外 でこの要望書で実現できるものというのはないということの認識でいいか。一項目もないか。

○教育委員会生涯学習部長(小林 良一)

・ 今回耐震改修ということで施設の外側というか、基礎自体が決まった状態で耐震改修、それから電 気機械設備の改修をさせていただくという形になる。この御要望の中でいただいているところで、大 ホールの席数の確保、管理棟の現状の機能の確保ということは、私ども今回の改修でも確保はしてま いりたいというふうに考えている。ただ例えばロビーと楽屋間の通路の設置だとか、例えば増築をす るだとか、新たな施設を付設するだとか、そういったことはなかなか今回のこの耐震改修の中で実施 をしていくのは難しいのかなと考えている。

茂木 修委員

(16)

・ わかった。いずれにしても大事な市民の税金を使ってのことなので、市民から理解を得られるよう なやり方というのが非常に私は大事になってくると思っているので、しっかり御検討いただきたいと 思う。とりあえずまずは終わる。

小野沢 猛史委員

・ 今茂木委員の最後の質問、いろいろと改修工事をした場合、それから建てかえた場合にはどうなの かということを相当、32億円とか40億円という話もあった。この際使われたお金がちゃんと活きるよ うにしっかりと検討して、どちらを選択するかということを検討した上で判断されたのであればそれ なりに受けとめますという趣旨の質問だったと思う。それに対しての明確な答弁なかったので、そこ もう一回答えてほしい。

○教育委員会生涯学習部長(小林 良一)

・ まず、今回私ども耐震診断を実施をさせていただいたその結果として、補強することにより、耐震 性を確保することができるという結果を頂戴した。また、今回その耐震診断の結果を踏まえて耐震改 修等の調査を実施をさせていただいているという経過にある。こうした中で先ほど来答弁申し上げて いるが、市民会館を建てかえる場合については、類似施設の整備費用等を参考にすると80億円、もし かす ると 100億 円を 超える かもし れない とい った 中で、 まず私 どもと すれば 耐震 改修 を実施 をさせ て いただいて、皆さんに安全な安心な状況で市民会館をお使いいただきたいと、そのような判断をした ところだ。

小野沢 猛史委員

・ 建てかえについては詳細な検討は加えなかったという意味か。そこを明確に答えて。私はそう理解 しているが。

○教育委員会生涯学習部長(小林 良一)

・ 例えばアリーナで検討したような建てかえの基本構想だとか基本計画だとか、そういった詳細まで の検討はしていない。

小野沢 猛史委員

・ 市民の貴重な税金を、しかも何十億円という多額のお金をどういうふうに有効に使うかということ について、選択肢は大きく二つあるわけだが、一方の建てかえという選択肢についてはきちんとした 検討はしなかったという答弁だ、今の答弁は。それでいいか。確認する。ということであれば、茂木 委員はやはりこういった結論に至ったということについてはきっと納得されないと思う。私がこの市 民会館の建てかえということを取り上げて議論をし始めたのは平成23年の9月定例会。その頃からだ。 その1年くらい前から長野市に視察に行ったときに、私たちが村民会視察に行った、その調査事件よ りも何か別なことに非常に――当時長野市いろいろごたごたしてたような雰囲気だった。議会事務局 職員がそれを暗に伝えるわけだ。何ですかと聞いたら、市民会館の建てかえのことだということだっ た。そのちょっと前に耐震診断をやって、函館市の市民会館と同じような、震度6強の地震で倒壊の 恐れありというような結果が出て、そのすぐ後に庁内で協議を始めて、その年の内にはもう市長が建 てかえという方針を示したと。ちょっと余談になるが、どこに建てるかという位置の問題でいろいろ ごたごたしていろいろ苦労している時期でもあった。その頃から築後50年という節目で、しかも耐震 強度も非常に弱い、であればこれは建てかえをすべきだというような判断を即断された。そういう内

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容をいろいろお聞きして調べて、いろんな議論の経過も詳細に調べた。函館に置きかえたときにやは りちょうどそういう時期に来てた。合併特例債が平成31年度末までということなので、丁寧に、先ほ ど部長答弁されたように、基本構想から基本計画、基本設計、実施設計というふうに段階踏んで、丁 寧に利用者の皆さんの意見をいろいろ聞きながら進めていこうとすれば、8年くらいかかる。なので、 もうタイムリミットだなというのが平成23年9月取り上げた理由である。12月にまた議論した。市長 がとんちんかんな答弁するもんだから、質問したが結局かみ合わないまま今日を迎えてしまったとい うことで、大変残念に思う。そうかといって、今この時点に立って、全く建てかえの時間的余裕がな いかといえば必ずしもそうでもない。そこは先を急いで、いろいろ前例もあるわけだから、よく調べ て利用者団体の皆さんの要望を聞きながら、半年くらいでもって集中的にやろうと思ったらできない ことはないと思う。そういう点で言えば、将来に禍根を残さないために、しっかりとここは立ちどま って、6月補正予算で実施設計の予算を出すと言っているが、急がないでそこはしっかり検討すべき だと思うが、そんなことを質問しても返ってくる答えはもうわかっているので、あえて質問しない。 質問の仕方を変える。皆さんが建てかえについて検討しないというのは、単純な理由。市長が建てか えしないと言っているからだ。市長がやらないと言っていることを教育委員会が頑張ってやりますと いうわけにいかない。それは理解できる。宮仕えというのはつらいものだ。それは理解できる。そう いう意味では議会は二元代表制だから、前に進めようと思ったらボールは議会が持っているわけだ、 今。それをどういうふうに変えていくかというのは我々の責任だなと思いながら今ここに立っている。 それで仮に、市長がいろいろ考えたけれど、やはりこの際もうちょっときちんと掘り下げて比較、検 討、研究をして、方針転換もあるぞというふうになったらどうするか。

○教育委員会生涯学習部長(小林 良一)

・ 市民会館の改修についてはこれまでも議会の中でもいろいろ議論をいただいたし、また今回、市民 会館のこれからを考える会のほうからも要望書も御提出いただいているところである。ただ私ども、 これまた答弁の繰り返しになるが、まずは市民会館、今現状リスクを負っている状態にあるので、耐 震改修をさせていただき、できるだけ早く安心、安全な状態で使える状態にしたいということで耐震 診断、そして調査、改修を実施していきたいと考えている。一方で建てかえについても、60億円、80 億円という金銭的なものも踏まえて検討はさせていただき、そして結果として耐震等の改修をして、 早急に安全性を確保していきたいという判断をさせていただきたい。

小野沢 猛史委員

・ 何を言っているかさっぱりわからない。市長がやるぞと、もう一回見直すぞと言ったらどうするか と聞いている。それだけ聞かせていただきたい。

○教育委員会生涯学習部長(小林 良一)

・ 今は基本的に、また再度のお答えになると思うが、耐震改修を早期に実施をして、安全性を確保し てまいりたいというふうに考えている。

小野沢 猛史委員

・ 答えになってない、委員長。市長が方針転換するぞと突然思い立って・・・。可能性がないわけで ない。そうなったらどうしますかって聞いている。

委員長(工藤 恵美)

(18)

・ 部長の答弁に主語がなかったように思う。

教育長(山本 真也)

・ 仮にという御質問にお答えすべきかというのもあるが、実際に市民会館についてのありようという のはこれまでも本当に議会においても議論いただいてきた。建て直す時期を既に迎えているのではな いかというのは、この耐震性の以前から議論としてあったというふうに私も承知をしている。それこ そ体育館の改築よりも市民会館の改築の方が先ではないかというような議論まであったというふうに 承知をしている。その中で体育館の改築というか、アリーナの新設を優先し、また市民会館において は逆に耐震性能がないということがわかったわけだから、それを保持するための改修を行って、それ こそ20年、30年保ちたいというのが現時点の私どものスタンスなので、市長が仮にそれをやめて、あ るいは私どもの方針が間違っていると、建てかえをすべきだという主張をされたとしても、ある意味 ではこういった選択をしていく。そして先ほど申し上げたが20年後、30年後において芸術ホールのあ りようを含めてそうだが、その時点でのホール機能をどういった規模で、どういった場所に設けるの がいいかという議論に、将来を委ねるというか、そういう時点で議論をしたほうが先々においてもい いのではないかというふうに判断をしているところである。

小野沢 猛史委員

・ 市長が方針転換されても我々は変えないと、今そういうふうにおっしゃった。いやいやすごい答弁 だなと。宮仕えで、トップが方針変えたらあなた方変えなきゃいけないという基本的なところをまず 理解しておかないと。驚いた答弁されたので唖然としてるが、仮にアリーナのほうも、あの時はそう いう耐震診断をやってないから、やれば同じような結果になる。あの頃の建物というのはみんなそう。 そのときにどういう結論出したかというと、今の教育委員会のスタンスでいけば、あの当時は西尾市 長がやれと言って頑張って、しかしそこは総務常任委員会が頑張って、委員会としての考え方をまと めて市長に提言した。委員長は覚えていると思う。それで流れが変わった。文化芸術振興のまさに当 事者である教育委員会が、その拠点となる施設の改修、改築でも環境の整備でもなんでもいいが、そ のことに関してこんな消極的でやる気がないということに対して腹立たしさを覚える。予算委員会で 当時、生涯学習部長が財政が厳しいからあれでも建てかえだって、その時はとてもできませんという 答弁する。議事録が残っていたら見ていただきたい。その時、私はかちんときた。とんでもない話だ。 先頭に立って予算をとってくる立場のあなたがこの公式の場でもって財政が厳しいからできませんな んて言ったら未来永劫できない。怒鳴りつけた。そんなスタンスだから何も進まない。改めていただ きたい。責任を感じていただきたい、あなた方が背負っている責任というものを。情けなくて仕方が ない。

・ ということであと細かい話をちょっと聞く。事業費、合併特例債の枠が幾ら残っているかというこ とについては、何か明確にご存じないような答弁、あやふやな答弁をされてた。30億円使えるかどう かわからない。お昼休み過ぎたので、調べたか、幾ら残っているか。あるいは今いくら残っていて、 それはもう計画があるから、平成31年度までいろいろとほぼ使い切る計画になっている。これから先、 合併特例債を使ってやる予定だった事業はどれくらいあるのか、その中で。

○教育委員会生涯学習部長(小林 良一)

・ 私ども今回の耐震改修については合併特例債を活用したいということで財政当局にも話もしている

(19)

し、これから実施計画等々で事業費が確定した段階で具体の協議もまたさせていただくことになると 思う。今現在、市全体で合併特例債がどの程度残っていてどの程度使えるかということは、私どもの 立場からはそこはなかなかお答えすることは難しいのかなというふうに考えている。

小野沢 猛史委員

・ なぜ難しいかその理由を聞かせてほしい。常にそこをにらみながら確認しながら作業を進めていか なければいけない。実は財務部長はきょうの委員会が始まる前に「俺心配だから呼んでください」と 言っていた。委員長もし必要だったら呼んでいただきたいと思う。財務部長が心配していた。教育委 員会は何を言うかわからないと、さっきおっしゃっていた。幾ら残っていて、ちょっと聞いてきてい ただきたい、他の質問たくさんあるから。今現時点で幾ら残っていて、そのうち例えばもう既に亀田 市民プラザにも30億円か、もっと使うのか、それ以外にもう計画しててあるはずだ。それがいくらあ るのか、何に幾ら、平成31年度までの事業計画はあるはずだ。それを明確にしていただきたい。それ で結局30億円丸々使えたとして、32億円かかる、さらに1億円、いろいろと工事始める前に備品だと か他の場所に保管する経費に1億円かかると話していたから33億円かかるということだった。そのう ちの3億円くらいは国が面倒見てくれるのか。実際30億円だと、その30億円を合併特例債という話だ った。結局市の一般財源は幾ら投入することになるか。

○教育委員会生涯学習部生涯学習文化課長(阿部 貴樹)

・ 事業 費の 財源の 内訳 につい てのお 尋ねだ が、 事業 費でい くと3 3億5,000万円だ が、そのうちの 合併 特例 債およ そ30 億円、 その他 に国か らの 補助金 が1 億6,00 0万円 、それ と一般 財源と いうことで 残り の1億6,000万円という形で予定している。

小野沢 猛史委員

・ それで1億6,000万円一般財源を投入すると。でも合併特例債は丸々30億円ということではない。9 5パーセントの7割でしたか。地方交付税措置されるのが・・・それが1億6,000万円ってことか。違 うだろう。それプラス・・・合併特例債で30億円財源手当てしたと、でもそれ丸々国がそっくり交付 税措置をしてくれるわけではない。その差額分は幾らあるか。

○教育委員会生涯学習部長(小林 良一)

・ 合併特例債だが、基本的に充当率が95%で、元利償還金の70%が国のほうから合併特例債として出 されているようになっているので、そうすると利息の利払いの分までは今現時点で数字をなかなか押 さえることが難しいのかなと。だから地方債は30億円を想定しているので、このうち70%、元金の部 分だが、70%、だいたい21億円か、21億円は国の方の「交付金」(後刻「交付税に訂正」)で賄われる というような形になる。

小野沢 猛史委員

・ そうすると9億円は市の持ち出しということになる。さっき一般財源幾らかかるのかと言ったら1 億6,000万円とおっしゃったが、それプラス1億6,000万円か。(「はい」の声あり)一般財源というの は交付税措置されない部分も含めての意味で質問しているが、そうすると大体10億円ちょっとは市の 持ち出しになるということになる。大丈夫か。(「はい」の声あり)ちょっと確認だけしていただきた い。

○教育委員会生涯学習部長(小林 良一)

参照

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